ー研究説明ー
【調査の目的 】
日本では、自分が望まないのに性交された場合、された側は「性暴力」だと感じても、それを犯罪として認めてもらえないことが多くあり、問題となっています。どのような性交を「性暴力」とするべきか、専門家のあいだでも様々な意見があり、必ずしも当事者の実体験や心情にそった理解が進んでいないのが現状です。
本調査では、実際に望まない性交をされた経験のある方からの体験談を、書き込みとインタビューにより募集します。また、そのような経験のない方でも調査にご協力頂けます。皆さまの体験談をもとに、「性暴力」にあうということについて、またどのような性交を「性暴力」とするべきかについて、当事者の視点から理解し考えていくことが、本調査の目的です。
※本調査では、性暴力被害当事者の多くが女性であることから、対象者を女性(性自認が女性である方)に絞らせて頂いています。
【ご協力の方法 】
以下の2つの方法で、体験談をお寄せください。
1.書き込み
ご自身の体験をできる範囲でお書きください。書き込んだ内容は、ウェブサイト上での掲載・非掲載を選択することができます。
2.インタビュー
書き込みをいただき、20歳以上のときに望まない性交の経験をされた方のうち、ご希望の方を対象に、東京都内の大学等の個室で個別インタビューを実施します。インタビューを行うのは女性の心理士、看護師、または精神科医です。(些少の謝礼をご用意しておりますが、交通費はご自身でご負担いただくこととなります)
*インタビューは、12月から2月ごろを予定しております*
※インタビューのみのご参加は恐れ入りますがご遠慮いただいております。インタビューに参加ご希望の方は、最初に書き込みをお願いいたします。
【ご協力頂きたい方 】
本調査では、過去の不快な経験を思い出すことで、お気持ちに負担がかかる可能性があります。そのため、以下の項目をすべて満たす方にご協力をお願い致します。
〇20歳以上の女性の方。
〇過去3カ月以内に、DV、性暴力、ストーカーの被害にあってない方。
〇過去3カ月以内に、自殺企画・自殺未遂のない方。
※全て当てはまらない方は、ご自身の安全のため、本調査へのご協力はご遠慮ください。
多くの方からのご協力をお待ちしております。
※調査にご協力いただけます方は、こちらから、体験談の書き込みにご協力ください。
何卒よろしくお願い申し上げます。